常春の地、渥美半島で
とうもろこしやキャベツを生産しています。
株式会社 山久は、全国屈指の農業先端地域である愛知県の渥美半島(田原市)で主にとうもろこしやキャベツの生産を行っています。
農業に恵まれた気候の中、太陽をいっぱい浴びて育ったとうもろこしはとても甘く、みずみずしい美味しさです。
また、渥美半島は秋から春にかけての寒暖の差が大きく、さらに「からっ風」と呼ばれる強い北風の影響で、キャベツ栽培にも適し、甘く身のぎっしりと詰まったキャベツが育ちます。
私たちはそんな自然の恵みに感謝しつつ、温暖な気候を最大限に活かすため、
手間を惜しまず、楽しみながら日々野菜の生産に取り組んでいます。
美味しい野菜を作るためには、
まず土壌づくり、そして工夫が大切です。
山久では畑の土に海藻の粉末を混ぜ込んでいます。海藻には旨み成分であるアミノ酸が多く含まれているため、それを吸収した野菜は美味しく育ちます。また、カルシウムを加えることで根張り効果を促進し、野菜がより効率的に多くの栄養を取り入れられるようにしています。
さらに、栄養分をたっぷり吸収しながら育っていく野菜には、こまめにアルコールの散布を行います。どうして?と思うかもしれませんが、アルコールを撒くことで光合成を促進させる効果があるからです。
また農薬は極力減らし、基準よりも少ない回数に抑えています。
こうしたちょっとした工夫を野菜の成長に合わせて行うことで、たくましく、そして美味しい野菜に育ってくれるのです。
消費者の方の喜ぶ顔が、私たちの励みです。
農業の魅力は生産者によっても様々ですが、やはり最大の魅力の一つは、消費者の方からいただく喜びの声です。
野菜は自分たちの手がけた時間や作業工程が正直に反映される、とても繊細な「生きもの」です。また、その年の気候や天気によっても出来が変わってくる難しさもあります。
だからこそ、日々経験を積み、試行錯誤しながら心を込めて育てた自慢の野菜を「美味しい」と言ってもらえた時、とても嬉しくやりがいを感じることができます。